地域猫出身のアオくん｜保護犬・猫のフォトコンテスト

地域猫出身のアオくん

投稿者くわこ

30匹近くのＴＮＲから4年。10数匹に減ったさくらねこたちにエサやりをしていたオジサンが入院。代わりを頼まれ、オジサンの家のお庭に入るとサーっと逃げていくさくらねこたち。その中で一匹だけ人懐っこく寄ってきたのがアオくん。彼には耳カットが無かった。オジサンに聞くといつの間にかエサを一緒に食べるようになっていたとのこと。おそらく捨て猫。ここならエサをもらえると思って捨てていく人がいる。2022年1月。捕まえて手術。捕獲機には抱っこで入れた。リターン１ヶ月後、風邪をひいて鼻づまりがひどく、保護して投薬を開始。トントン拍子に里親が決まり、今はぬくぬくと里親さん家族の愛情たっぷりに暮らしている。その愛情はアオくんのラインのスタンプも作ってしまわれるほど。昨夏、オジサンは持病が悪化して死去。残されたさくらねこたちも病や事故、幸運にも保護された子、施設に入ることになった子と運命がわかれた。全部は助けてあげられなかった。人なつこいアオくんは多分元飼い猫。お外の過酷な暮らしも経験し、持ち前の明るさで里親さんを見つけた強運の子。さくらねこの希望となって私たちの活動に勇気をもらえる存在です。