いただきます
親子そろって
投稿者sowaka
昨年2月にこちらに引っ越して間もなく、時々敷地内を横切る1匹のお腹の膨らんだ猫。 何とかして保護しようと、敷地内の物置小屋に餌を置いて見かけるたびに「ここで産んだらいいよ」と声をかけていました。 ほぼ毎日餌を食べにきていたのが急に見かけなくなって気になっていたところ、スリムになって登場! 今度は「どこに子猫いるの?ここへ引っ越しておいで。」と見かけるたびに声をかけ続けていました。 ある朝、庭から家に入ろうとしたときに目の片隅に庭を横切るその猫。 「えっ!なんかくわえてる?」慌てて追いかけると、隣の空き地の草むらに横たわる猫と子猫!!! 頭の中はパニック「何?」「えっ?どうする?捕まえる?」アワワしながら段ボール抱えて草むらに!母猫怒る。子猫逃げる!!!何とか2匹は捕獲したものの、逃げた子は姿も見えず・・・「確か5匹よね?」 母猫がその場を離れず、そのまま母猫の様子を見つつ耳を澄ませてその場にとどまり待ちました。 最後の子猫を捕まえるまで1時間かかりました。 その日の夜も翌日も、母猫はうちから離れずにいたので子猫を入れたケージを母猫がそばにいられるところに置きました。 お天気の良い日中はともかく、まだまだ夜は冷えます。 「冷えるから今日は中に入れるね。」とケージを玄関に入れても少し離れたところから見ている母猫。 「もしかして、いけるかも・・・」と玄関を少し開けて様子を見ていると、警戒しながら玄関に足を踏み入れたり外に出たりの母猫。 30分後に無事、母猫も捕獲。 その日から子猫はまた母猫のお乳を飲むことができて、母猫もケージで子育てをする生活を受け入れてくれました。 離乳し始めた頃に母猫は不妊手術をし、5匹の子猫のうち2匹は素敵な里親さんのところへ。 1年経った今でも、母猫となかなかご縁の繋がらない子猫3匹は、我が家の先住猫とともに仲良く暮らしています。 母猫より大きくなってもお腹の下に潜り込もうとする甘えん坊な男の子たちです。 母猫も少しづつ甘えてくるようになり、ブラッシングは大好きです。 でも、じゃれてくるときに爪を出すのは止めてほしいです。
出会いの経路 | 地域猫 |
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投稿日 | 2023年07月15日 |
応募部門 | いのちつないだニャンコ |
作品ID | 3010 |
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