大怪我妊婦猫のいのちをつなぐ。｜保護犬・猫のフォトコンテスト

大怪我妊婦猫のいのちをつなぐ。

投稿者ふじこ

突然現れるようになり、TNRをしようとご飯をあげて数日。私を見つけると纏わりついて離れず、すり寄ってきました。撫でてみると、首元に違和感がありました。瞬時に怪我だ！と判断し緊急保護しました。すぐに動物病院に連れて行き、怪我のチェックをしてもらうと、まさかの妊婦猫であることが判明しました。先生と相談の上、首の怪我の治療を優先しお腹の子たちは泣く泣く堕胎・不妊手術するに至りました。首元の怪我はカラーが着けられず、本人が気にして舐めてしまい、傷口がなかなか乾かず苦労しました。あのまま野良猫生活をしていたら怪我がどんどん広がり膿んでしまったりして「いのちは助からなかったかも」と先生に言われました。抗生剤の投与など治療の末、現在は無事に完治して体調はとっても良好です！一生懸命小さい体で過酷な外の生活に耐えてきた健気な猫ちゃんを大切にしてくださる心優しい里親さまと幸せに暮らしてほしいと願います。全ての猫を救いたいけれど限界がある。今回は妊婦猫を通していのちをつなぐことについて非常に考えさせられました。保護活動者の永遠のテーマだと思います。それでもいつか、全ての猫が幸せになることを願って目の前の自分にできることを地道に続けていきたいと思います。